住民避難計画の進捗状況

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    川内原発の再稼働にまつわるニュースや、原発事故を想定した対策についてまとめています。1号機の再稼働はこの夏が終わる前には叶いそうです。
    今回は、原子力災害時の被曝防止に向けて練られている対策の内、住民避難計画について焦点を当ててみます。

    防災は、不断の見直しです。整えられた事前準備の大切さ。

    遅れているとの指摘があった県内のバス事業者と県との協定も、5月の時点で概要ができました。

    乳幼児をはじめとする要援護者をいかに確実に避難させるか。ここがこの避難計画で一番肝心なところです。

    原発事故時において、半径30キロ圏内の住民一斉避難は想定していない。

    段階的に対応する。

    大体、3段階に分けられている。

    ※=避難手段がない者にはバス事業者による緊急輸送が取られる。

    一.警戒事態

    施設敷地緊急事態要援護者(災害時要援護者・安定ヨウ素剤の事前配布を受けていない者・安定ヨウ素剤の服用が不適切な者など)の輸送準備(安定ヨウ素剤:参照「甲状腺内部被曝予防策」

    二.施設敷地緊急事態 …放射線が敷地外へ出る恐れが出て来た事態

    5キロ圏内(PAZ)の住民の内、施設敷地緊急事態要援護者とその支援者を対象に避難させる()。

    三.全面緊急事態 …放射線が敷地外へ出る恐れが高まった事態

    PAZの一般住民を対象にした避難命令。この場合、避難手段は原則自家用車で30キロ圏外へ避難する()。

    5〜30キロ圏(UPZ)の住民は、屋内退避。

    UPZの住民は、屋内退避後にプラント状況や空間放射線量率等に応じて段階的に避難する。

    ※(事前準備)

    ・バスと運転手の確保

    ・事業者側の安全確保とバックアップ体制

    ・鹿児島県で事業者へ協力を要請するのは、概要では、積算被曝限度が一般公衆の年間限度の一ミリシーベルトを下回る場合となっている(自然放射線を除く)

     (課題)

    ・万一の補償や除染対応、通信手段、燃料の確保、渋滞対策など

     
     

    *PAZ(Precautionary Action Zone)=予防的防護措置を準備する地域

    予防的な防護措置とは、即時避難を実施する等、放射性物質の環境への放出前の段階からの防護措置のこと

    *UPZ(Urgent Protective Action Planning Zone)=緊急時防護措置を準備する地域

    緊急時には、事態の規模や時間的な推移に応じて、屋内退避のみならず避難等の防護措置も出来るよう準備を整える必要がある


     


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