満州国

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    満州国地図

     

    満州国は、もうひとつのアメリカと言われているんですよね。

    日本国が保護国で、満州国は被保護国という位置付けになりますでしょうか。

     

    清の最後の皇帝愛新覚羅溥儀は再び万里の長城以東の土地、わが故郷満州で執政の地位になることを了承した。

    それは自らの意志だった。西太后の墓を国民党軍に荒らされ、陵辱されてから。

    憤怒し、支那と訣別し、満州の再興を誓った。翌々年には皇帝の座に就き、日本を訪れた際は東京駅で昭和天皇直々の歓迎も受けた。貞明皇后の慈母のごとく温かいもてなしに感激したともいう。

     

    しかし文化の違いは歴然であった。例えば、召使いを片方が死ぬまで喧嘩させて、楽しむわけでもなく、少しの暇つぶしになったかなという程度。日本の統治の仕方と余りに違いすぎる。

     

    日本としては、アメリカが全般的に移民禁止してから、有り余る人口を満州に送り込むことで解消したいという意図は確かにあり、強引さも感じられる。ソ連との国境に送った農業青年開拓団は防衛のための民兵という意味合いがあった。溥儀に任せる訳にもいかず、政治の主導権は関東軍が半分以上は握っていた。

    要職の多くは日本内地人が登用されていた(内面指導)反面、台湾人や満州人からの採用もあった。例えば台湾人の謝介石は外交部総長に就任し、のちに満州国籍を取得した。裁判官や検察官などは日本内地人以外の民族から任用された。制度上、立法院はあったが、選挙は一度も行われなかった。

    満州がただの領有論ではなく、独立論の上に運営されたのは、石原莞爾らによって現地満州人の政治能力が評価されていたことにもよる。

    建国時、東北行政委員会が満州国建国を宣言し、満州国協和党(後日協和会に変更)が結成された。日本人や現地人が構成員となっており、これがただひとつの政党となる。建国の理想を護持し政府を監視すること、近い将来、関東軍がこれに主権を譲り治安維持に専念することが期待されたが、支那事変を期に、次第に関東軍や政治行政と一体化する。

     

    明治維新以来の近代化への情熱と技術を受けて、日本はもとよりアジア一速い特急列車「あじあ号」を走らせ、水洗便所など上下水道の普及、大きなダム建設,大豆の一大生産地樹立、モンゴル系遊牧民族の生活圏である草原の保護など、豊かな国家、夢がつまった国家建設が進められていた。

     

    超特急「あじあ号」
    超特急「あじあ号」
     

    周辺国からの移住者は後を断たず、毎年100〜150万人ずつ、人口は増えていった。

    開拓団の総勢は22万人ほど。内地からの日本人の人口比率は2%前後で推移していた。

     

    満州統治にあたり、日本は産業開発5カ年計画を策定し、48億円を投じた。

    基本として掲げられた理想は次の3つであった。

     

    建国の精神は、東洋古来の王道主義による民族協和の理想郷を作り上げることであり、軍閥や官吏の腐敗を防ぎ、多くの人が餘慶(よけい)を受けられるようにする。

    満州国を承認した国々に対し、門戸開放、機会均等の精神で広く資本を求め、諸国の技術経験を有効に利用する。

    自給自足を目指す。

     

    もし、支那事変が起こらず、何代も平和が続いたら、日本の文化のいいところが浸透し、「五族共和」が成っていたのかなと思いもするし、そう願う近頃です。大陸国家と海洋国家は成り立ちが違うから、それは後世から見たら困難な道を選んだものです。

     

    参考Web:Wikipedia(フリー百科事典)・・・・・・・・・

    ブログ「かつて日本は美しかった」から「満州史」

    国際派日本人養成講座・・・・ ・・・・・・・・
     


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