悠仁さま

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    平成24年9月

    悠仁さま 6歳の誕生日








     

    この年の11月に神武天皇陵参拝

    私の大好きな写真のひとつです

    後ろのお付きの方の表情がなんとも言えません

    「殿下、大きくなられましたなぁ」











     

    悠仁さま 7歳 12月
    沖縄の「平和の礎」ご訪問(糸満市摩文仁(まぶに))








     

    今年の8月7日、秋篠宮邸にて
















     

    年々、凛々しくあそばしますこと喜ばしく思います。

    海外の人気サイトの「Buzz Feed」に投稿されたお写真の一覧はこちらまで。
    「あなたもきっと恋に落ちてしまう」と銘打ちされてまして、その通りの可愛らしさです。


     


    国見の歌

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      言の葉に意志を込めて発すれば、それは言霊となります。

      思い浮かぶのは、舒明天皇の詠まれた国見の歌。のちに万葉集に撰ばれた御製歌です。


       

      天皇 香具山に上りて望国したまふ時の御製歌

      大和には群山あれどとりよろふ

      天の香具山登り立ち 国見をすれば

      国原はけぶり(煙)立ち立つ

      海原はかまめ(鴎)立ち立つ

      美味し国そ 秋津島 大和の国は

      先の天皇、推古天皇が崩御された時、国は全く疲弊していました。繰り返される長雨と旱魃。その遺言は「この頃五穀が実らず、百姓は大いに飢えている。私のために陵を建てて葬ってはならぬ。ただ竹田皇子の陵に葬ればよい」という民心に寄り添うものでした。

      「日本書紀」から 

      626年は1月に桃や李の花が咲いた。かと思えば一転して寒くなり、3月に霜が降り、6月に雪が降った。この極端な冷夏の上に、3月から7月まで長雨が降り、天下は大いに飢えた。627年には4月の10日と11日に続けて桃や李の実ほどもある雹が降った。そして春から夏まで旱魃が続いた。推古天皇が遺言を残し世を去ったのは翌年の4月のことだった。

      参考Web:歴史を変える気候変動「535年の大噴火」

      その推古天皇から皇位を継いだ時、舒明天皇の胸の内に期するものは何だったのでしょうか。

      天皇は祭司でもあります。その天皇が詠む国見の歌。国見とは元々民間にあった、花見や山遊びなど年頭や春に秋の豊穣につながる呪的景物を見てその年の豊作を祝す習慣のことでした。いつしか天皇がこれを取り入れ、しかる場所で国を眺める儀式となります。即位の儀式の一環として、国の繁栄を予祝することもありました。そういう立場である天皇が言祝いだこの時の風景は、目の前に広がる平野のみならず日本の大地そのものへの祈りだったに違いありません。
      大和の国よ、豊かであれと、香具山の上から辺り一帯を遠く眺めながら舒明天皇は祈りを込め詠い上げたのです。

      《原文》

      高市岡本宮御宇天皇代 [息長足日廣額天皇]

      天皇登香具山望國之時御製歌

      山常庭 村山有等  取與呂布 天乃香具山 騰立 國見乎為者
      國原波 煙立龍 海原波 加萬目立多都 怜A國曽 蜻嶋 八間跡能國者

      (A) 外字:扁[忄(りっしんべん]+旁[
       

      原文に倣うと「あきつしま」は蜻蛉島と記するべきところ、秋津島とさせて頂きました。この歌を初めて目にした時のままで載せたかったゆえです。意味はどちらも大和の国を指します。蜻蛉島はトンボが飛び交う国のこと。トンボは五穀豊穣につながる穀霊の象徴でした。

       


      教育勅語

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        文明開化に浮かれて軽薄に流れる人々を憂いて、明治天皇が薄れそうになる精神を示されたお言葉が教育勅語です。井上毅(こわし)と元田永孚(ながざね)が中心となり、文章の起案に当たりました。

         

         

         

        口語訳も添えて記してみました。「教育勅語」と、なんとなくそう聞くだけで敬遠する方も一読のほどを。

         

        国の骨幹。

        素朴で明るいなんとなく明治天皇の想いの強さも感じられるけれど、儒教が入る前の日本古来の普遍的な考え方のような気がします。

        日本だけでない人間的な。

         

        文中に出てくる皇運とは国の運ではないでしょうか。冒頭に「我カ皇祖皇宗國ヲ肇(はじ)ムルコト宏遠(こうえん)ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ」とあります。

        我が祖先が目指した日本の日本たるゆえん。君と知らしめられた民との結び付き。

        この先も途絶えさせることなく、受け継いでいかなければなりません。

         

         

         

         

         

        教育ニ関スル勅語

         

        朕󠄁惟(おも)フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇󠄁(はじ)ムルコト宏遠󠄁(こうえん)ニヲ樹ツルコト深厚ナリ

        我カ臣民克(よ)ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥(そ)ノ美ヲ濟(な)セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ外薀諒ジ史鰌蕁覆犬帖縫忘 覆海魁縫紡献

        爾臣民父母ニ孝ニ兄弟(けいてい)ニ友(ゆう)ニ夫婦󠄁相和シ朋友相信シ恭儉(きょうけん)己レヲ持シ博󠄁愛衆ニ及󠄁ホシ學ヲ修メ業(ぎょう)ヲ習󠄁ヒ以テ智能ヲ啓󠄁發シ器ヲ成就シ進󠄁(すすん)テ公益ヲ廣メ世務(せいむ)ヲ開キ常ニ國憲ヲ重(おもん)シ國法ニ遵󠄁(したが)ヒ一旦緩󠄁急󠄁アレハ義勇󠄁公󠄁ニ奉シ以テ天壤無窮󠄁ノ皇運󠄁ヲ扶翼󠄂スヘシ

        是(かく)ノ如キハ獨(ひと)リ朕󠄁カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺󠄁風ヲ顯彰スルニ足ラン

         

        斯ノ道󠄁ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺󠄁訓ニシテ子孫臣民ノ俱ニ遵󠄁守スヘキ所󠄁

        之ヲ古今ニ通󠄁(つう)シテ謬(あやま)ラス之ヲ中外(ちゅうがい)ニ施シテ悖(もと)ラス朕󠄁爾臣民ト俱ニ拳󠄁々服󠄁膺(ふくよう)シテ咸(みな)其ヲ一ニセンコトヲ庶󠄂幾󠄁(こいねが)フ

        明治二十三年十月三十日

        御名御璽

         

         

         

         

         

         

        教育に関する勅語

         

         私は、私達の祖先は遠大な理想のもとに日本の国を始められ、深慮のもとに徳を打ち立てになられたものと信じます。そして、国民が忠孝両全の道を全うし、心を合わせて努力した結果、今日に至るまで見事な成果をあげて参りました中には、日本のすぐれた国柄の真髄にして教育の根本となるものの存在がまた、いかにも見られます。

         

         国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、公共の利益や、世間の務めに尽力し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて国の平和と安全に奉仕し、そして、果てしなく広がる天地とともにこれからも続く、国の定めを助けなければなりません。このようなことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。

         

         この国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また、日本ばかりでなく、外国にて行っても間違いのない道でありますから、私はあなたたち国民と共に、胸に留めて決して忘れず、皆で立派な日本人となれるよう、心から念願するものであります。

        明治二十三年十月三十日

        御名御璽

         

         

        こちらの口語訳は、国民道徳協会訳文を基に加筆しました。

         

         

         

         


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