切所の心得

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    あまり表には出てこないお話ですが。
    副総理兼財務大臣、金融担当大臣の麻生さんがこういうことを話されていました。さすがの麻生さん。

    16・04・21(木)

    為公会の例会挨拶の要旨から

    ● 熊本を中心に大分など九州地方では地震が続いており、避難先での生活の長期化も懸念されている。いろんな形での支援も行われているが、政府としては引き続ききちんと対応していかねばならない。政治家が現場に足を運んで行うことは、そこで調整のつかない事柄について責任を取り実行することだ。分かったような顔をして余計なことは言わないこと。ぜひその点だけはよろしくお願い申し上げる。

    ● 一昨日(火)、「為公会と語る夕べ」を開催させていただいた。松本(純)実行委員長を始め大勢の方々にお力添えをいただいた。震災対応の為、河野(太郎)大臣等は欠席となったが、無事終えることができた。(懇談が始まる前に)「熊本がんばろう!」と皆で(唱和)できたことは良かったと思う。また、会場で義援金を募らせていただいたが、お陰様で約55万8000円が集まった。熊本に所縁のある方を含めいろんな方の話も伺うことができ、これも本当に良かったと思う。

    『現場で調整のつかない事柄について政治家が責任を取り実行すること』とは。
    例会に出席していた大隈和英氏がfacebookに詳細を載せていました。

    衆議院議員
    為公会所属
    おおくま 和英さんのfacebookから

    【切所の心得】この木曜日の為公会定例会で、麻生太郎会長が全員に訓示された。「とにかく政治家は現場へ行って自分の目で確かめて来い。福岡では九州財務局が堅牢な建物を被災者に開放した。支援物資の集積場に、移転したばかりの青果市場跡地を転用した。大量に出る被災地のがれきやゴミは、ゴミ収集車を派遣して全部福岡で面倒見ることとした。こんなことは報道されない。そして、必ず現場では「ここは県の管轄、〇〇省の管轄だ」と物事が停滞する。その時に、現場に行った政治家が「全部自分が責任とる。その通り進めてもらって構わない」と現場を前に進める務めを果たせ。わかったような余計なことは一切言うな。それが俺たち政治家の務めだ。」と概ねこのようなことを我々に訓示された。

    思わず電気が走り、武者震いをした。危機に際して国会議員の務め、有権者から付託された大きな役割、その真骨頂を叩き込まれる思いです。今、被災地の皆さんは必死に頑張っておられる。我々も頑張らねば。

    福岡や広島などで生活ごみ収集を引き受けているというニュースとこのことはきっと関わっているのでしょう。21日の時点で、福岡市に続き、北九州や大分市が処理の一部受け入れを表明し、福岡市、北九州市、広島市、神戸市、京都市の合わせて5つの自治体が清掃職員と収集車を派遣することを決定したそうです。なんて素早い対応。トップが責任を一手に引き受けることはもちろんですが、それぞれの判断と連携なくしては出来ません。
    一人一人出来る範囲で踏ん張りましょう。エイエイオー。


     現場を前に進める務めを果たせ。

















     


    議論のしどころと国の繁栄と(天皇陛下のお気持ち)

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      天皇陛下が象徴としてのお務めについてのお気持ちを表明してから、早数ヶ月が経とうとしています。

      陛下の意向を表すのにメディアがよく使う、生前退位という耳慣れない言葉。

       

       

      「譲位」と「退位」

       

      退位とは、君主が生きている内に、自らの意志でその地位を手放すこと。

      (Wikipedia(フリー百科事典)より)

       

      継承者の即位は、君主の死によるものなのか、あるいは、その地位を自ら手放したことによるものなのか。

      後の時代に振り返った時に、分かりやすく「こういう理由で生前退位し、しかるべき継承者に譲位した」と歴史書に表記することはあるかもしれません。

      さりながら、まだご存命なのに、「生前」という言葉をわざわざ付けるのは不埒なることではないでしょうか。

       

      今現在、「生前退位」以外の表記に統一している報道機関は、朝日新聞の「退位」。それから、産経新聞が遅ればせながらと断りの上で最近決定した「譲位」。このふたつのみと聞き及んでいます。

      NHKですら、「生前退位」と連呼するから、胸が痛む。

       

      読者や視聴者の心情に想像が及ばない。手続きを丁寧に重ねようともしていない。

      「生前退位のご意向」とセンセーショナルにNHKに独占スクープされたそのままで、陛下がお気持ちを表明された後も変えようとしていない人でなしとしか思えません。

       

       

      「退位」か「譲位」に絞るなら

       

      陛下のお気持ちに沿い、表明直後は「退位」と、この二文字のみなら適切であったと思います。

      「自らその位を退く」のは何のためかと言えば、ひとつは祭祀や国の象徴としての務めが加齢のためおろそかになってしまうのではという懸念を払うため。それからもうひとつは国民や家族の負担を減らすため。

      私の為に、長く喪に服すことはないというその御心。

       

      焦点がいかに憲法の庇護の下、退位による譲位を叶えるかという国の課題に移った今、その内容に沿うのは「譲位」となるでしょう。

      立憲君主制の国においての譲位はこの国では初めて。そのために、陛下ははっきりとその言葉を口にすることは出来ず、内にある国を守る為という公の心を感じ取って守ることが出来るのは、国民のみ。

       

      国の中心に輝く権威は、失われることはない。権力は摂政を置けば摂政に、院政の時代は上皇にあった。外患を招いたり、争いの種にさせない難しさ。

      民主主義からなる現代は、その権力は間接民主制で選ばれた総理が担う。

       

      天皇陛下は自ら抱く権威は、いついかなる時も、国民との信頼関係から成り立つことを知っている。

      なるべく影響は小さく、自ら位を退き、皇嗣に譲ることを願っている。

       

       

       

      「議論」と「取捨選択」

       

      また、有識者会議は議論する場であるかのような報道に、しばしば違和感を覚えます。

      いくつかの主張があって、中には相反するものもあるというのが議論です。これには落とし穴があって、いらない議題や思惑を滑り込ませてしまう危険があります。実際、やいのやいのと、女系天皇(母系に天皇の血を引く男女を含めた継承者)も認める道筋を付けるべきだ、この先血筋が途絶える恐れはないのか、という声が挙がります。

      悠仁さまがいらっしゃるし、まだお小さいし、今しなければいけない論議でしょうか。愛子さまや悠仁さまが成人なさるまでに決めればいいこと。

      「わたしの葬儀は簡素でいいよ。即位の礼に力を注ぎなさい」というお気持ちに応えるためにしなければいけないのは、考えられる法改正や法整備からの「取捨選択」に知恵を集めることで、「議論」ではない。

       

      一日も早く、御心が安んずることを願っております。

       

       


      新年の抱負(丁酉・ひのととり)

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        早、松の内も過ぎまして。

         

        今年のお正月はおせちにお雑煮、おでんまで。堪能しました。

        初詣ももちろん行きましたよ。

        おみくじに付いていた和歌はこちら。

         

        荒れくるう嵐のあとの末遂に

        道は隠れぬ雪降りつもれば

         

         

         

        たった今あるいは今年これから。

        にっちもさっちもいかないと天を仰ぐことがきっとあるでしょう。

         

        でも、ああ遂にと嘆く前に。

        春は必ずやってくる。

        太陽の光がきっと雪を溶かす時がくる。

        それを忘れてやいませんか。

         

        大事なのは、落ち着いて考えること。

        手立ては必ずあるはず。

        生まれついた時代のなかで、限られた自分の時間をどう活かすか、どの道を選ぶかだけは決めることができるのだから。

         

         

        誰にとりましても豊かで実りある一年が訪れますように。

         

         

         

         


        「国が率先して人の負の感情をあおるということ」と記した民主党政権時代の覚書を見つけた

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          記憶も新しい舛添さんへの、そして昨今のマスコミ主導のこの狂騒。

          石原さんの百条委員会への招致しかり、森友学園関連の国会質疑や取材攻勢しかり。

          今率先しているのは。

           

           

          あの時より、今のほうがよく分かる。

          みんな、しっかりして。

           

           

           

          覚書を全部移すと長くなるので、少し切り貼りしています。

          通して読みたい方はこちらのリンクから。

          ブログ「In Deep」から抜粋させていただきました。

          「殺され続ける詩人シナ」より(2012年9月12日)

           

          『ある異常体験者の偏見』 アントニーの詐術  山本七平 1973年より。

           

           

          原則は非常に簡単で、まず一種の集団ヒステリーを起こさせ、そのヒステリーで人びとを盲目にさせ、同時にそのヒステリーから生ずるエネルギーが、ある対象に向かうように誘導するのである。これがいわば基本的な原則である。ということは、まず集団ヒステリーを起こす必要があるわけで、従ってこのヒステリーを自由自在に起さす方法が、その方法論である。

           

          この方法論はシェークスピアの『ジュリアス・シーザー』に実に明確に示されているので、私が説明するよりもそれを読んでいただいた方が的確なわけだが、……実は、私は戦争中でなく、戦後にフィリピンの「戦犯容疑者収容所」で、『シーザー』の筋書き通りのことが起きるのを見、つくづく天才とは偉大なもので、短い台詞によくもこれだけのことを書きえたものだと感嘆し、ここではじめて扇動なるものの実体を見、それを逆に軍隊経験にあてはめて、「あれも本質的には扇動だったのだな」と感じたのがこれを知る機縁となったわけだから、まずそのときのことを記して、命令同様の効果のもつ扇動=軍人的断言法の話法に進みたい。

           

          まず何よりも私を驚かしたのは『シーザー』に出てくる、扇動された者の次の言葉である。

           

          市民の一人 名前は? 正直に言え!

          シナ    シナだ。本名だ。

          市民の一人 ブチ殺せ、八つ裂きにしろ、こいつはあの一味、徒党の一人だぞ。

          シナ    私は詩人のシナだ、別人だ。

          市民の一人 ヘボ詩人か、やっちまえ、ヘボ詩人を八つ裂きにしろ。

          シナ    ちがう。私はあの徒党のシナじゃない。

          市民の一人 どうだっていい、名前がシナだ・・・やっちまえ、やっちまえ・・・

           

          こんなことは芝居の世界でしか起こらないと人は思うかも知れない。……しかし、「お前は日本の軍人だな、ヤマモト! ケンペイのヤマモトだな、やっちまえ、ぶら下げろ!」、「ちがいます、私は砲兵のヤマモトです! 憲兵ではありません」、「憲兵も砲兵もあるもんか、お前はあのヤマモトだ、やっちまえ、絞首台にぶら下げろ」といったようなことが、現実に私の目の前で起こったのである。

           

          これについては後で後述するが、これがあまりに『シーザー』のこの描写に似ているので私は『シーザー』を思い出したわけである。新聞を見ると、形は変わっても、今でも全く同じ型のことが行われているように私は思う。

           

          一体、どうやるとこういう現象が起こせるのか。扇動というと人は「ヤッチマエー」、「ヤッツケロー」、「タタキノメセー」という言葉、すなわち今の台詞のような言葉をすぐ連想し、それが扇動であるかのような錯覚を抱くが、実はこれは、「扇動された者の叫び」であって、「扇動する側の理論」ではない。

           

          すなわち、結果であって原因ではないのである。ここまでくれば、もう先導者の任務は終わったわけで、そこでアントニーのように「……動き出したな、……あとはお前の気まかせだ」といって姿をかくす。というのは、扇動された者はあくまでも自分の意志で動いているつもりだから、「扇動されたな」という危惧を群衆が少しでも抱けば、その熱気が一気にさめてしまうので、扇動者は姿を見せていてはならないからである。(中略)

           

          従って、扇動された者をいくら見ても、扇動者は見つからないし、「扇動する側の論理」もわからないし、扇動の実体もつかめないのである。扇動された者は騒々しいが、扇動の実体とはこれと全く逆で、実に静なる理論なのである。

           

           

           

           

          (そして、しばらく後にこのように続きます)

           

           

          事実、事実、事実、事実とつなぎ、その間にたえず、「……でしょうか? ……でありましょうか? ……このことを考えてみましょう! ……たとえそう見えたとしても……ではないでしょうか?」ということばでつなぐ。

           

          これをやっていくうちにしだいに群衆のヒステリー状態は高まっていき、ついに臨界値に達し、連鎖反応を起こして爆発する。……ヤッチマエー、ぶら下げろ−、土下座させろー、絞首台へひったてろー、……から、ツツコメ、ワーまで。

           

           

           

           

          私は上にあるシェークスピアの芝居の中にある「どうだっていい、同じ〇〇だ、やっちまえ」という台詞をこの10年くらいだけでも何度見てきたことか、と思います。

           

          その人がいいとか悪いとかではなく、「どうだっていい、同じ〇〇だ」という事例。

           

          同時多発テロのあとの西欧社会のイスラム教徒、領土問題などで利用される際の反〇〇運動(日本、中国、韓国など)、原発問題のあとの電力会社の社員に対して・・・ etc 。

           

          世界中で無限に今も続く「どうだっていい、同じ〇〇だ」 のループ。

           

          そして、上の七平さんの書いてる通りに、

           

           

          扇動された者は騒々しいが、扇動の実体とはこれと全く逆で、実に静なる理論なのである。

           

           

           

          私の好きな言葉を思い出します。

           

          「悲しい、とても悲しい話をしよう

          いつもと変わらない、それは一体どういうことだ

          そんなことはっ、不良少年どもしか分からない

          分からないことを嘆くのはたやすい

          俺はたやすい男ではないからこれ以上嘆かない

          とりあえず俺は悲しいが、おまえたちは、楽しいだろう」

           

           

           


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